煙突から白煙が見える事がありますが、これは寒い日に吐く息が白く見えるのと同じ現象で、排ガス中の水蒸気が外気によって冷やされて白く見えるもので、有害なものではありません。また、空の色や光の当たり方によっては、黒っぽく見える事があります。
排ガス中の黒煙の原因となるすすや灰、その他有害物質は排ガス処理設備により除去されています。
この “水蒸気による白煙” か “すすや灰による黒煙” は煙突の先端部を見れば見分ける事ができます。写真のように、水蒸気による白煙の場合は煙突から出てすぐの部分は透明に見えます。