エコクリーンセンター南越(第1清掃センター)
敷地面積:14,352.56㎡
建築面積:4,120.99㎡
延床面積:7693.39㎡
各家庭から出る燃やせるごみは、ごみ収集車で運ばれます。運ばれたごみは最初にこの計量機で重さを計ります。
プラットホーム
計量を終えた車輌はこのプラットホームへ移動し、投入扉またはダンピングボックスからごみピットへ投入します。
ごみピット・ごみクレーン
ごみピットに投入されたごみは、ごみクレーンにより撹拌されたあと焼却炉へ運ばれます。
中央制御室
機器の監視・操作を行う、本施設の頭脳と言える場所です。
焼却炉
炉内へ入ったごみは、ダイオキシン類発生を抑制するため850℃以上の高温で焼却され、ごみの臭気成分も熱分解されます。
灰押出装置
焼却炉からの焼却灰を押出装置の冷却水槽で冷却し、灰搬送コンベヤへ移送します。
ろ過式集じん器
排ガス中のばいじん・飛灰をろ布と呼ばれるフィルターによって除去し、さらに活性炭を前段で吹き込んでダイオキシン類・重金属類も除去しています。
誘引送風機
排ガスをクリーンに処理したのち、誘引送風機で煙突に送り出します。
煙突
排ガスは排ガス処理機器できれいにし、高さ59mの煙突から大気に放出されます。
混練機
捕集した飛灰に重金属固定剤を添加し練り合わせることで、埋立てた際の有害物質の溶出を防ぎます。
焼却灰・飛灰処理物ピット
焼却炉内で発生した焼却灰と混練機にて処理された飛灰を貯留します。
排水処理設備
プラント排水をMF膜分離装置にて処理し、全量を施設内にて再利用します。
ボイラ
ごみ焼却によって発生する熱をボイラで回収し、蒸気を発生させます。
蒸気タービン発電機
ボイラで発生した蒸気を利用し、最大1,470kWの発電を行う能力を持っています。本施設での年間発電量は、家庭で使用する電力の約2,300世帯分に相当します。